NHK特集【鍼灸・漢方薬の新たな世界】

先日(5/19)のNHKスペシャルで、鍼灸や漢方について放送がありました
番組名「 東洋医学を”科学する″ ~鍼灸・漢方薬の新たな世界~」というものです

数千年前から続けられてきた、鍼やお灸・漢方薬など長年の積み重ねで形作られた治療、そのメカニズムも科学的解明が進み世界から注目されています
お灸の普及活動が進む南アフリカで足三里というツボへお灸をすえており、西洋医学にお灸をプラスすることで症状が改善されていました
私が特に注目したのは、メキシコで敗血症の治療で足三里へ鍼治療を用い効果を出していることです

足三里に鍼で刺激すると、シグナルは神経入り脊髄を上って脳に到達、脳や肺、心臓に指令を与える迷走神経に進みます
迷走神経は臓器の間に張り巡らされており脳から腎臓の上の副腎に到達しドーパミンを放出、血管を介して全身に巡ります
ドーパミンは脳では意欲や幸福をもたらしますが免疫にも関係しており、免疫機能が回復し全身の炎症反応が治まるというものでした
鍼灸はもはや、東洋の神秘ではなく、科学的な裏付けをもつ治療法であるということ、さらなるメカニズムの解明に期待したいです
これからは自身のセルフケアに足三里への鍼治療も加えていきたいと思います

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